#520「モロッコに和風ザル!?オスの子守大作戦」

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Posted:9月19日

2017年8月27日 北アフリカ・モロッコの山の中。アフリカとは思えない雪景色の中、ニホンザルそっくりのサルが暮らしている。名前はバーバリーマカク。アジア以外に生息する唯一のニホンザルの仲間だ。このサル、外見とは裏腹にニホンザルとは全く違う暮らしをしている。その一つが食生活。バーバリーマカクが暮らすのは、アトラススギという針葉樹の森。木の実や果物などがほとんど得られないため、草や植物の根、木の皮など、質素な食生活に耐えなければならない。この厳しい環境で命をつなぐため、バーバリーマカクは徹底した平和主義を貫く。群れの中で順位を巡るケンカが頻発するニホンザルとは対照的。争いごとに無駄なエネルギーを使っているような余裕がないのだ。最もユニークな生態が、オスによる子守。歯をカタカタ鳴らして赤ちゃんをあやす独特の行動が、群れのあちこちでみられる。研究によると、オスたちは血縁関係に全く関係なく、子守をしていることが分かった。赤の他人の赤ちゃんを世話するオス。動物の中でも極めて珍しい行動だ。オスたちは進んで子守を請け負う事で、メスの信頼を厚くし、次回の繁殖を有利にしていると考えられている。オスたちはケンカの代わりに、子守でその力を競い合っていたのだ。本来ライバル同士のオス。赤ちゃんを一緒にあやすことで、関係も穏やかになる。かわいい赤ちゃんの存在が、群れの平和を支えていた!遠く離れたアフリカにすむ謎の和風ザル、その穏やかで不思議な暮らしを描く。

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