井上ひさしさん構想の「戦後三部作」 そろって舞台化へ

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Posted:4月16日

4月16日 17時13分 8年前に亡くなった劇作家の井上ひさしさんが晩年に構想していた、戦争や戦後を描く三部作が、3作そろった形で舞台化されることになりました。 平成22年に75歳で亡くなった井上ひさしさんは、晩年、広島と長崎、それに沖縄を描いた作品を「三部作」として上演することを構想していました。 このうち、広島で被爆した父と娘を描いた「父と暮せば」は、井上さんの代表作の1つとして長年上演が続けられてきましたが、長崎の被爆者に焦点を当てた「母と暮せば」はタイトルだけが残されて、後に山田洋次監督が脚本を書いて映画化し、沖縄戦を描こうとした「木の上の軍隊」もわずかなメモを残していたのみで、井上さんの死後、舞台になっています。 この3つの作品について、井上さんが旗揚げした劇団「こまつ座」が、遺志をついで、「戦後命の三部作」としてことし6月から順次、上演していくことを発表しました。 「母と暮せば」の舞台は、山田監督の監修で今後、新たに製作され、会見で山田さんは「とても大変なチャレンジだが、この三部作がこれからも繰り返し上演されることが、今後、この国や世界の人々にとって非常に大事なことだと思います」と話しました。 また、井上さんの三女でこまつ座社長の麻矢さんは「父の思いを受けて三部作として届けられることをとてもうれしく思います。演劇を通じて平和を考えていくという理念のもと、混とんとした時代に消耗品ではない演劇を一つ一つ作っていきたい」と話していました。

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